大人ニキビのニキビ跡の治し方!アメリカ皮膚科医のオススメ法

ニキビ跡は長期間頭を悩ませる肌トラブルで、何をしてもすぐに消えない厄介もの。大人ニキビ自体がとても嫌な悩みなのにさらにニキビ跡が残ってしまうとモチベーションも下がりっぱなしになりますよね。

残念ながらあっという間にニキビ跡が消える方法は存在しません。だからといって何もしないで放置してしまうと、紫外線に反応してさらに色素沈着が激しくなることも。そんな大人ニキビのニキビ跡の治し方、アメリカのトップクラスの皮膚科医がオススメする方法についてご紹介しましょう。

ニキビ跡の種類と原因について

大人ニキビのニキビ跡は種類の違いを理解しておかないと正しいケアが出来ません。2018年のアクネアワードの審査員のひとり、皮膚科医のドクタージョシュアによると表面が平なニキビ跡はコラーゲンのダメージがない状態で改善しやすいといっています。

大きくわけると2つのタイプがあるニキビ跡、色素沈着するこの平なタイプクレーターのように皮膚表面のくぼみができるタイプ。後者のくぼみができるニキビ跡は残念ながら半永久的に残ってしまうもので、簡単には改善できません。表面が平らなニキビはさらにわけると毛細血管が炎症を起こしている赤いニキビ跡色素沈着が進んでいる茶色のニキビ跡などがあります。

クレータータイプはニキビの炎症により皮膚組織がダメージを受け真皮層や皮下組織までに傷が及んでいる状態。傷があるまま表皮が新陳代謝を繰り返すと内部との差が出てしまい凹凸ができる仕組みになっています。炎症が収まり皮膚が収縮すると肌表面が引っ張られてクレーターやケロイドのようになるのです。クレータータイプはさらに3つの種類に分けることができます。

  • アイスピック
    先端が細いもので刺したような穴
  • ローリングタイプ
    断面は半面上で底面が平らでないもの
  • ボックスタイプ
    断面は半円状で底面が平らな穴。

茶色の変色する大人ニキビのニキビとはシミやくすみのような状態で残っているもの。このニキビ跡のはじまりは赤いタイプで、紫外線を浴びてしまい活性酸素から肌を守るためにメラニン色素が活発になったことが原因といわれています。このようにニキビ跡といっても色々な種類があり、肌のターンオーバーが活発な年代はダメージが少ない間に回復する可能性があります。

しかし雑菌のついた指でニキビを触るなど、間違った無理なケアにより角質層の奥までダメージが残ってしまうと一生肌の表面から消えないニキビ跡になる可能性がありますよ。

ニキビ跡を消すオススメの方法

クレーター状のニキビ跡の改善は大変ですが、シミのような色素沈着タイプなら改善できる可能性があります。時間はかかりますが、「徐々にフェイドアウトしていくので正しいニキビ跡ケアを続けることが大切」、と皮膚科医のドクターシャーが語っています。

皮膚の自然の再生力は約3~6か月ぐらいの時間で回復すると言われていますが、様々なケアによりスピードアップすることが可能です。そこで早速ですが、ドクターがオススメする以下の方法をスキンケアにプラスしてみましょう。

日焼け止め

紫外線はニキビが炎症を起こしている間に浴びてしまうとさらに症状を悪化させてしまいます。すると本来の自然治癒力も弱くなり、シミのように残りやすくなるためニキビが治ったら日焼け止めを使って肌を保護することが必要です。

曇り空でも紫外線は肌に負担をかけていますので、毎日使用することがニキビ跡の予防と改善に大切。最近の日焼け止めは毛穴の詰まりが少なくクレンジングと洗顔でしっかり落とせますので、なにもつけない状態よりも肌にはメリットが多いですよ。

ビタミンC配合の美容液

ビタミンCはメラニン色素の働きを抑制し美白効果があるので、茶色のシミのように残るニキビ跡の進行を遅らせることができます。さらにコラーゲンの生成をサポートするためニキビ跡の回復を助け、表面の弾力をアップするのでクレーター状になることも予防が出来ます。

レチノイド

ニキビ化粧品に含まれている成分のレチノイドは肌のターンオーバーを活性化する働きがあり色素沈着をゆるやかにストップしてくれます。肌細胞の生成を早め下から持ち上げるような働きを活発にするレチノイド、しかしデメリットとしては紫外線に大変敏感な成分なので、日中に使うよりも寝る前のスキンケアにプラスすると安心。レチノイド入りのナイトクリームや美容液でニキビ跡ケアをやってみましょう。

ピーリング

古い角質を強制的にはがし肌のターンオーバーを活発にする方法。ニキビ跡の治療としても行われていますが、ピーリングにはいくつかの種類がありますのでニキビの状態や肌環境によってやり方が異なります。

「ケミカルピーリング」は酸性の薬剤を肌に塗布して古い角質層を溶かし新しい細胞を再生する方法。肌のくすみ改善にも効果がありシミのようなニキビ跡を消す効果が期待できます。ケミカルピーリングを行った後、肌に赤みが残り2~3日ほどひりひりする症状が続くこともありますので、乾燥対策として保湿をしっかり行うことが大切です。

そして「レーザーピーリング」は古い角質を取り除くために皮膚の深層部まで到達するレーザーを照射してコラーゲン生成を活発にします。施術後は照射部分が数日間赤くなることもありますので、肌が弱い人はまずカウンセリングを受けてどのピーリング方法があっているか相談してみましょう。

ダーマローラー

美顔ローラーのような形でローラーに数十本~数百本の細い針が付いたもの、このローラーでクレーター状になっているニキビ表面をわざと傷つけて再生を促す方法です。針で穴をあけるとその傷を回復するために真皮層が再構築されて結果的に表面がスムーズになり美肌効果が得られるもの。針の刺激により線維芽細胞が活性化されてヒアルロン酸やコラーゲンの産出が活発になり美肌へ導くというケア方法です。

正しく行えばクレーターのニキビ跡や肌の傷、小じわ、ハリ不足、毛穴の開きなどのトラブル改善にメリット。しかし針で皮膚に穴をあける行為は敏感肌に向かないことや、やり方を間違えてしまうとシミやくすみの症状がさらに悪化する可能性もありますので、美容外科クリニックなどで相談することをオススメします。ダーマローラーは市販で購入できますが、使用の際は十分注意してくださいね。

レーザー

レーザー照射は真皮層の奥や皮下組織の奥までダメージを与えて新しい皮膚を生成する働きを促進する治療。レーザーの種類にはいくつかありますが、ニキビ跡ケアとして人気がある「フォトRF」は高周波と光エネルギーを合わせた方法で色素沈着タイプのニキビ跡や赤みがあるタイプに大変効果を発揮します。

レーザー照射後のダウンタイムが短いので施術してすぐにメイクができるメリットや気軽にできる方法なのでニキビ跡の初期段階にはとても効果を発揮しやすいといえるでしょう。

しかし光が弱いので即効性がないという声も一部で聞かれます。「フラクセル」はクレーターのニキビ跡、シミタイプなどの色素沈着タイプにも効果的。点状のレーザーを肌を奥まで照射して細胞の再生を促す方法です。施術後は10日前後のダウンタイムが必要で、かさぶたや赤みが続くことも。回復までに時間はかかりますが治療効果はとても高いといわれています。

そしてもうひとつのレーザー、「アンコア」はドット状に炭酸ガスレーザーが照射されるもので、皮膚に小さな穴を作りその傷を再生するために肌細胞が活発になる働きを利用した治療方法です。

大人ニキビのニキビ跡は色々な解決策を合わせてアプローチしよう

大人ニキビのニキビ跡は完全に消すには時間がかかりますし、ケア中の体調や生活習慣なども関係しますのでひとつの方法にこだわらず色々とトライすることが大切。何よりも一番大切なのは皮膚科医に相談して一番ベストな解決策を見つけることがよいと、ニキビ治療で有名なドクターたちは語っています。

肌表面だけでなく食生活や睡眠など肌を健康に維持する心がけもニキビ跡の改善をスピーディにする秘訣。途中であきらめずに毎日のスキンケアの一部としてニキビ対策を続けましょう。

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